浪費家のおひとりさま生活
私が貯金できるようになったのは30代後半になってからでした。
いま20代で貯金できている人は額面いくらであろうと心配ありません。貯金メンタルがあるなら大丈夫。
私は20代のころ、「どうしてお金がないんだろう」と思っていました。外食と旅行に行き放題でカード限度額までキャッシング。欲しいだけ使うから貯金0円。結婚に興味がないから貯金する必要もありません。
30代後半に老後のことを考え始めた矢先にコロナ禍の惨状にショックを受け、収入が減っても(=病気やケガ、老後など)自分らしく暮らしたいと思って貯金を始めました。
貯金は物理とメンタルの両輪で
お金と物理的な距離をとる
お金があればあるだけ使ってしまうのが浪費家です。
私はまずお金を触れないようにして、「(あるけど)ないものとして」生活するようにしました。
・メインの銀行口座には生活費+予備費の1万円のみ
・それ以外は月1回しか触らないサブ口座に残し、存在を忘れる
・持ち歩く財布は小銭1000円のみ(下の記事に書きました)
とにかくお金に触れないようにします。2~3日すればお金があることも忘れるので、我慢しなくても使わないようになります。物理的な仕組みをつくっておくと楽だし、効果が高いのでおすすめです。
お金がないなら使わないメンタルを育てる
浪費が過ぎるとお金がなくても使うようになり、収支がふくらんで把握できなくなります。
浪費家だった私はカードのキャッシング(借金)をしてほしいものを買っていました。翌月の給料は返済で消え、またキャッシングするという最悪の家計状況。当時、収入が15万円で支出は20万円!
困った私が考えたのは、
どのくらいの金額を使えば、借金しなくても生活できるのか(=予算を設定する)
①自分が使っている金額をザツに書き出す
②家賃などの毎月絶対必要な生活費=固定費を決める
③収入から固定費を差し引いた金額を日割りして、1日あたりの予算を決める
当時の手取りは15万円-固定費12万円=3万円、3万円÷30日=1日あたり1000円
借金がなくなるまでは財布に予算以上のお金は入れず、絶対使えないようにしました。
貯金生活3年目!
予算をたてるようになってからも、数年は失敗続きです。貯金ができるようになってようやく3年目になりました。あるだけのお金で暮らすことにも慣れて、楽に生活できています。
使わなければ使わないで何とかなるものですね。いまは1日予算300円でも平気です。貯金は50万円貯まりました!この調子でゆるゆる貯金しながら楽しく生活していくつもりです。
※コロナ禍の惨状を見た今になって思うと、借金がありながらも私の生活が成り立っていたのは怪我や病気なく働けたからです。本当に運がよかった。いざというときに公的な援助を受けるまでの間、生活費数ヶ月分の準備しておくと安心だと思いなおしました。

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