ここ数日は熱帯夜が続いて、昼過ぎの気温は35℃というありさま。木造で涼しいはずの我が家も、夜遅くなるまではムッとした熱気が感じられます。
家にいるときも気持ちが疲れてくる。そんなときは自分を労わるように、家でひとりお酒を楽しみます。休日は昼下がりからでも、日が落ちてから飲むのも自由。自分だけのバーを開くような気分で用意します。
家飲みで人気上位はワイン
2021年の調査によると、お酒の楽しみ方については、「一人で自宅で」が第1位。よく飲むお酒について性別で比較すると、女性ではワイン(赤ワイン・白ワイン)が男性より高い傾向がありました。(参考:クロス・マーケティング お酒の飲み方に関する調査)

私も白ワインが好きなのでよくわかる。月の予算は5,000円くらいで、2~3本飲んでいます。世界各国のワインが輸入されているので、飽きることがありません。それに、ワインの飲み方もバラエティーがあって、ワインが作られた国のことを考えながら飲むのも楽しいです。
先月ご縁があってドイツの方に飲み方をひとつ、教えてもらいました。
夏におすすめのワインショーレ ドイツのショーレ文化
ワインショーレは、「ワインの炭酸割り」のことです。日本でもハイボールやサワーなどの炭酸割りがおなじみですね。ドイツにはショーレという文化があり、ワインやジュースを炭酸水で割る飲み物があります。こんなツイートも見つけました。そう、白ワインの炭酸割り、これがおいしいんです。
ワインショーレの魅力
簡単!白ワインでショーレを作る
作り方はとても簡単です。
- コップに好みの量の白ワインを注ぐ。
- 1と同じ量の炭酸水を注ぐ。
- 軽くまぜてできあがり。
酸味の強い辛口の白ワインで作ると、さっぱりしたキレのある味わいになります。ドライなレモンチューハイやハード系チューハイ好きさんにおすすめ。
ドイツの特産リースリングのワインなら、辛口(トロッケン)~甘口(シュペートレーゼ)まで選ぶ楽しみがありますが、ちょっと手に入りにくいのが残念です。シャルドネは今度試したら書き足しておきますね。参考までに、私がいま飲んでいるリースリングはこちらをウィルキンソンで割って飲んでいます。酸味はレモンと同じくらい。キレキレの辛口です。
ショーレで食事がおいしい ソーセージは永遠に
ワインによってショーレの味もかわってきますが、食事の合わせ方はいたって簡単。

- フランクフルトソーセージ
- レモンをかけるとおいしいからあげ
- レモン果汁を使うような料理(カルパッチョやアクアパッツア)
- 寿司(ローカルですが、ます寿司にも合います。私は笹義が好き)
豚肉との相性がいいので、大きめのフランクフルトソーセージはぜひ試してみて。ソーセージの肉汁とワインショーレがたまらないです。フランクフルトひと口、ショーレひと口、またフランクフルトひと口、ショーレひと口…この繰り返しであっという間に楽園気分になれますから。
好みに合わせて好きなだけ楽しめる
外食や市販品だと1杯の量が決まっています。でも、気分や体調によって飲むお酒の量や味の好みは変わります。飲み残しがもったいないから無理して飲んだり、もっと飲みたいのに物足りなかったり。
自分で作ればそんな悩みとは無縁。好きなだけ作って好きなだけ飲めます。
私は酔いやすいので、ワイン100ml&炭酸水100mlで、1杯飲めば十分です。飲んだら寝るだけのときはワイン多めにしたり、酔うと汗をかいて嫌だと思ったら炭酸多めにしたりと思いのまま。ワイン1本750mlで7杯分、冷蔵庫で1週間はもちますのでひとり飲みならたっぷり楽しめます。
家でのひとり飲みをもっと楽しむ演出
ワインショーレが根付いているドイツは、ワイン産地の風景がとにかく美しいです。
ショーレを飲みつつ、ドイツの田園風景を思い浮かべると、ひとり飲み時間がほっとするひとときになります。いつかドイツに旅行に行って、現地のワインやショーレを飲んでみたいです。

ひとり飲みのときは、音楽をかけるのもリラックスできるから好きです。ゆったりした曲を選んでソファでうとうとする瞬間が私の楽園。たまにCreepyNutsのラジオアーカイブをきいて笑い転げてたり、カマタミワのひとりぐらしコミックエッセイを読んで愉快になってたりします。
深夜になるとようやく、山からの涼しい風がふいてきました。体が楽になって眠れそうです。おやすみなさい。またね。

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